- 「いちほまれ」って名前は聞くけど、実際どんなお米なの?
- コシヒカリとの違いや、実際の評判が気になる!
毎日食べるお米だからこそ、こだわりたいけれど、種類が多すぎて選ぶのが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、新品種の「いちほまれ」については、コシヒカリとの違いや、実際の評判が気になるところです。
この記事を読めば、いちほまれに関するあなたの疑問はすべて解決します。
・コシヒカリとの明確な違い
・いちほまれの美味しい炊き方のコツ
・どこで、いくらくらいで買えるのか
この記事を読み終える頃には、あなたもきっと「いちほまれ」を試してみたくなるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
いちほまれとは?まず結論!
絹のような白さと優しい甘みが特徴のお米
いちほまれは、一言でいうと「粘り、柔らかさ、米粒感、甘みのバランスが絶妙な、新しい美味しさ」が特徴のお米です。
炊き上がりの絹のような白さと輝くつやは、食卓をパッと華やかに彩ります。
口に入れると、なめらかな舌触りと共に、噛むほどに優しい甘みが広がります。
もっちりとした粘りがありながら、一粒一粒の存在感もしっかりと感じられる、これまでにない新しい食感が魅力です。
その実力は客観的な評価にも表れており、日本穀物検定協会の食味ランキングでは、デビュー以来、何度も最高ランクの「特A」評価を獲得しています。
「コシヒカリを超えるお米」として開発された、福井県の新しいブランド米です。
「日本一の誉れ」
いちほまれの名前の由来と開発秘話
「いちほまれ」というキャッチーな名前は、全国から寄せられた10万件を超える応募の中から選ばれました。
そこには、「日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米」になってほしいという、開発者たちの熱い想いが込められています。
コシヒカリを生んだ福井県が、そのプライドをかけて「コシヒカリを超えるお米」を目指し、約6年もの歳月と20万種以上もの苗の中から選び抜いたのが、この「いちほまれ」です。
夏の暑さに強く、環境にも優しいという現代のニーズにも応える、まさに次世代を担うお米と言えるでしょう。
いちほまれの味や食感の3つの特徴
いちほまれの魅力は、一体どこにあるのでしょうか。
その特徴を「見た目」「食感」「味わい」の3つのポイントから、詳しく解説します。
特徴1:見た目|絹のような白さと輝くつや
いちほまれ最大の特徴の一つが、炊き上がりの美しさです。
お茶碗によそった時の、絹のように白く輝くつやは、見るからに食欲をそそります。
これは、精米した時の白度(はくど)が極めて高いことに由来します。
食卓に並べるだけで、ぱっと明るい印象を与えてくれるでしょう。
特徴2:食感|粒感と粘りの絶妙なバランス
口に入れた時の食感も、いちほまれならではの魅力です。
もっちりとした粘り気と、お米一粒一粒がしっかりと感じられる「粒感」。
この二つの要素が、絶妙なバランスで調和しています。
柔らかいながらも、適度な歯ごたえがあるため、食べ応えも十分です。
特徴3:味わい|口に広がる優しい甘さ
噛みしめるほどに、口の中に広がる優しい甘みも、いちほまれの特徴です。
主張しすぎない上品な甘さなので、どんなおかずとも相性抜群。
さらに、冷めても美味しさが長持ちするため、お弁当やおにぎりにしても、その味わいを損なうことなく楽しめます。
【比較】いちほまれとコシヒカリの違いは?
「ポストコシヒカリ」として誕生したいちほまれですが、具体的にコシヒカリとはどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは「味わい」「見た目・食感」「価格」の3つの観点から比較してみましょう。
いちほまれ | コシヒカリ | |
---|---|---|
味わい | 上品で優しい甘さ。 どんなおかずとも合う。 |
旨味と甘みが強く、 お米そのものの味が濃い。 |
見た目・食感 | 絹のような白さと艶。 粘りと粒感のバランスが良い。 |
ふっくらとした炊き上がりと光沢。 粘りが強く弾力がある。 |
価格 | コシヒカリよりやや高価な傾向。 | 産地や等級により幅広い。 |
味わいの違い
コシヒカリが持つ、ガツンとくるような強い旨味と甘みに対し、いちほまれは、より上品で優しい甘さが特徴です。
お米そのものの味を主役として楽しむならコシヒカリ、おかずとの調和を楽しみたいならいちほまれ、といった使い分けもおすすめです。
見た目・食感の違い
見た目では、いちほまれの「絹のような白さ」が際立ちます。
食感においては、コシヒカリの強い粘りと弾力に対し、いちほまれは粘りがありつつも、一粒一粒の存在を感じられる「粒感」が特徴的です。
価格の違い
新品種のブランド米であるいちほまれは、一般的なコシヒカリと比較すると、やや高価な価格帯で販売されていることが多いです。
ただし、コシヒカリも産地や品質によって価格は大きく異なるため、一概には言えません。
いちほまれはまずい?
気になる評判を徹底調査
新しいブランド米を試す上で、やはり気になるのが実際の評判です。
「いちほまれは本当に美味しいの?」「まずいという声はないの?」といった疑問を持つ方もいるでしょう。
ここでは、インターネット上に見られるリアルな口コミを調査し、なぜ評価が分かれるのかを分析します。
「まずい」と感じる人の口コミ
- 「粘りが強すぎて、少し重たく感じる」
- 「柔らかすぎて、食べ応えが物足りない」
- 「あっさりしすぎていて、お米の味が薄い」
「美味しい」と感じる人の口コミ
- 「炊き上がりのつやと白さが美しい」
- 「もちもちしていて、甘みがあって美味しい」
- 「冷めても美味しいので、お弁当にぴったり」
- 「粒がしっかりしていて、食べ応えがある」
なぜ評価が分かれるのか?考えられる3つの理由
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食感の好み:
いちほまれの特徴である「粘りの強さ」や「柔らかさ」が、人によっては「重たい」「物足りない」と感じられることがあります。
粘り気の強いご飯が好きな方もいれば、さらっとした食感を好む方もいるため、これは個人の好みの問題と言えるでしょう。 -
炊き方による影響:
お米の味は、炊き方によって大きく左右されます。
特に、いちほまれは水分量が多いため、水の量を少し間違えるだけで、べちゃっとした食感になりやすい傾向があります。
後述する「美味しい炊き方」を実践することで、本来の美味しさを引き出すことができます。 -
おかずとの相性:
上品であっさりとした味わいのいちほまれは、濃い味付けのおかずと合わせると、お米の風味が負けてしまうことがあります。
素材の味を活かした和食などと相性が良い一方で、パンチの効いた料理と合わせると物足りなく感じるのかもしれません。
「まずい」という評価は、個人の好みや炊き方、食べ合わせに起因する部分が大きいようです。
まずは一度、ご自身の舌でその味わいを確かめてみることをお勧めします。
いちほまれの美味しさを最大限に引き出す炊き方【7ステップ】
せっかくのいちほまれを、最高の状態で味わうために。
ここでは、公式でも推奨されている美味しい炊き方を7つのステップでご紹介します。
少しの工夫で、いつものご飯が格段に美味しくなります。
美味しいご飯の基本は、正確な計量から始まります。
お米は最初の水を最も吸収するため、糠の匂いが移らないよう、手早く行うのがポイントです。
ゴシゴシと力を入れて研ぐと、お米が割れてしまい、炊き上がりがべたつく原因になります。
この工程を2〜3回繰り返します。
水が少し白く濁る程度で大丈夫です。
いちほまれの特徴である「粒感」と「粘り」のバランスを、最大限に引き出すことができます。
余分な水分を飛ばすことで、ご飯の粒が立ち、より美味しくなります。
いちほまれはどこで買える?
主な販売場所と価格相場
「いちほまれを試してみたいけれど、どこで売っているの?」という方のために、主な販売場所と価格の目安をご紹介します。
主な販売場所(実店舗・通販)
いちほまれは、全国の様々なお店で購入できます。
- スーパーマーケット:イオン、ライフ、西友、成城石井、マルエツなど、多くのスーパーで取り扱いがあります。
- 米穀専門店:お米のプロがいる専門店でも購入可能です。
- 百貨店:伊勢丹やクイーンズ伊勢丹などでも販売されています。
-
インターネット通販:楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイトでも手軽に購入できます。
重いお米を自宅まで届けてもらえるので便利です。
サイズ別の価格相場
いちほまれの価格は、販売店や時期によって変動しますが、おおよその目安は以下の通りです。
(2025年8月時点)
サイズ | 価格相場(税込) |
---|---|
2kg | 1,500円~2,500円 |
5kg | 3,000円~4,500円 |
10kg | 5,500円~8,000円 |
インターネット通販では、送料無料のキャンペーンや、ポイント還元などでお得に購入できる場合もあります。
ぜひチェックしてみてください。
いちほまれに関するよくある質問
上品な甘さとあっさりとした味わいのいちほまれは、素材の味を活かした和食と特に相性が良いです。
焼き魚や煮物、おひたしなど、優しい味付けのおかずと合わせることで、お米本来の美味しさが引き立ちます。
はい、いちほまれにも無洗米タイプがあります。
研ぐ手間が省けるので、時間がない方や、手軽に美味しいご飯を楽しみたい方におすすめです。
お米は生鮮食品ですので、精米してから時間が経つにつれて、徐々に風味や食感は落ちていきます。
美味しく食べるためには、精米年月日が新しく、風通しの良い冷暗所で保存されたものを選ぶのがおすすめです。
はい、いちほまれは福井県が開発したオリジナルブランド米であり、現在、福井県内でのみ栽培されています。
生産者から集められたお米は、JAグループによる厳しい検査に合格したものだけが「いちほまれ」として販売されるため、品質が安定しているのも特徴です。
まとめ:いちほまれで毎日の食卓をちょっと贅沢に
この記事では、福井県の新しいブランド米「いちほまれ」について、その特徴からコシヒカリとの違い、美味しい炊き方、購入方法まで、詳しく解説しました。
- いちほまれは、絹のような白さと優しい甘さ、そして粘りと粒感のバランスが取れた新しい味わいのお米。
- コシヒカリの力強い旨味とは異なる、上品な味わいが特徴。
- 「まずい」という評判は、個人の好みや炊き方に左右されることが多い。
- 少しのコツで、家庭でも最高の味を引き出すことができる。
毎日食べるご飯だからこそ、いつもより少しこだわってみませんか。
いちほまれは、あなたの食卓をきっと豊かにしてくれるはずです。
まずは少量からでも、ぜひ一度その「新しい美味しさ」を体験してみてください。
お近くのスーパーや、便利なインターネット通販で、今日からあなたも「いちほまれ」のある生活を始めてみましょう。