かつて北海道のお米は寒さの影響で評価が伸びにくいと言われてきました。
しかし現在は、ゆめぴりかとななつぼしが3年連続で特Aを維持しており、全国でも上位の産地となっています。
この記事では、その2品種の違いと選び分けの基準を整理します。
・ゆめぴりかとななつぼしが3年連続特Aである事実
・2品種の食感の違いと料理との相性
・ふっくりんこという第三の選択肢
目次
北海道のお米の評価一覧
北海道からは3つの品種が食味ランキングに登場します。
本州の産地と異なり地区を分けずに評価されるため、北海道産という表示がそのまま銘柄と対応します。
令和7年産までの3年分の評価
| 地区 | 品種 | 令和5年産 | 令和6年産 | 令和7年産 |
|---|---|---|---|---|
| 県全域 | ななつぼし | 特A | 特A | 特A |
| 県全域 | ゆめぴりか | 特A | 特A | 特A |
| 県全域 | ふっくりんこ | Aダッシュ | A | A |
2品種が3年連続で特A
ゆめぴりかとななつぼしは、令和5年産から令和7年産まで途切れなく特Aを維持しています。
3年続けて最上位を保っている品種は全国でも29銘柄しかなく、そのうち2つが北海道です。
ゆめぴりかとななつぼしの違い
ゆめぴりかは濃厚な甘みと強い粘り
ゆめぴりかは北海道が育成した品種で、濃厚な甘みと強い粘りが持ち味です。
それでいて粒立ちも保たれるため、ご飯そのものを味わいたい食卓に向いています。
特徴や炊き方はゆめぴりかのページで詳しく解説しています。
ななつぼしはバランス重視
ななつぼしは粘りと硬さのバランスがよく、あっさりしすぎず重すぎない中庸な味わいです。
全国の作付割合では5位に入り、北海道内では最も多く作られています。
味が穏やかで料理の邪魔をしないため、どんぶりものやカレーのように味の濃いおかずとよく合います。
使い分けの目安
白いご飯を主役にしたい日はゆめぴりか、おかずを引き立てたい日はななつぼしという選び方が分かりやすいでしょう。
両方を常備して料理で使い分けると、それぞれの持ち味が生きます。
ふっくりんこという選択肢
令和7年産はA評価
ふっくりんこは道南で生まれた品種で、令和7年産の評価はAでした。
令和5年産のAダッシュから令和6年産でAへ上がり、その水準を保っています。
やわらかく粘りのある食感
名前のとおりふっくらとやわらかい炊き上がりで、粘りもあります。
道内では業務用としても使われており、家庭で選ぶ場合はゆめぴりかより価格が抑えられていることが多い品種です。
全国の中での位置づけ
食味ランキングの結果は、全国と比べることで意味がはっきりします。
特Aの数で見る
北海道の特Aは2銘柄で、全国43銘柄のうち4.7%にあたります。
2銘柄という数は、最多の山形県5銘柄に次ぐ規模で、同じ2銘柄の道県は全国に11あります。
3年連続で特Aを維持している銘柄
令和5年産から令和7年産まで3年続けて特Aを維持しているのは、全国で29銘柄です。
そのうち北海道からは2銘柄が入っており、ななつぼし、ゆめぴりかが該当します。
単年ではなく複数年にわたって評価されているため、年によるばらつきの少ない産地といえます。
よくある質問
ゆめぴりかとななつぼしは令和5年産から令和7年産まで3年続けて特Aを維持しており、現在は全国でも上位の産地として定着しています。
粘りと甘みが強く贈答にも選ばれる品種のため、日常使いにはななつぼしを選ぶ方も多くいます。
本州の産地のように上越や置賜といった地区表記はないため、北海道産という表示と品種名で選べます。
まとめ
北海道は3銘柄が食味ランキングに登場し、ゆめぴりかとななつぼしが3年連続で特Aを維持しています。
甘みと粘りのゆめぴりか、バランスのななつぼしという性格の違いがはっきりしているため、料理に合わせて選び分けやすい産地です。
他県との比較は食味ランキングの都道府県別一覧、品種そのものの位置づけはお米の品種ランキングでご確認いただけます。