令和7年産の食味ランキングで最も多くの特Aを取得したのは山形県で、その数は5銘柄にのぼります。
全国で43しかない特Aのうち、8分の1以上が山形県に集まった計算です。
この記事では、その内訳と、つや姫・雪若丸・はえぬきという3つの品種の違いを整理します。
・特A5銘柄という全国最多の内訳
・つや姫・雪若丸・はえぬきの違い
・村山・置賜・庄内・最上の地区別の傾向
目次
山形県のお米の評価一覧
山形県からは6つの産地品種銘柄が登場し、そのうち5つが令和7年産で特Aとなりました。
品種は3種類ですが、村山、置賜、庄内、最上という地区ごとに評価されるため、銘柄数が多くなっています。
令和7年産までの3年分の評価
| 地区 | 品種 | 令和5年産 | 令和6年産 | 令和7年産 |
|---|---|---|---|---|
| 村山 | はえぬき | A | A | A |
| 最上 | はえぬき | 評価なし | A | 特A |
| 村山 | つや姫 | 特A | 特A | 特A |
| 置賜 | つや姫 | 特A | 特A | 特A |
| 庄内 | 雪若丸 | A | 特A | 特A |
| 置賜 | 雪若丸 | 特A | 特A | 特A |
特A5銘柄の内訳
特Aとなったのは、村山と置賜のつや姫、庄内と置賜の雪若丸、そして最上のはえぬきです。
県が育成した2品種が揃って最上位に並んでいる点に、産地としての層の厚さが表れています。
3つの品種の特徴
つや姫
つや姫は山形県が長い期間をかけて育成した品種で、粘りと甘みがありながら後口はすっきりしています。
村山と置賜のつや姫は令和5年産から3年続けて特Aを維持しており、この県を代表する銘柄といえます。
味の詳細やおすすめの料理はつや姫のページで解説しています。
雪若丸
雪若丸はつや姫に続いて登場した品種で、しっかりした粒感と歯ごたえが持ち味です。
庄内の雪若丸は令和5年産のAから令和6年産で特Aへ上がり、令和7年産も維持しました。
置賜の雪若丸は3年連続の特Aです。
はえぬき
はえぬきは山形県で長く作られてきた品種で、全国の作付割合では6位に入ります。
冷めても食感が落ちにくいため、おにぎりや弁当など業務用としても広く使われてきました。
最上のはえぬきは令和7年産で特Aとなり、評価を伸ばしています。
地区による違い
村山・置賜と庄内・最上
内陸の村山と置賜ではつや姫が高く評価され、置賜では雪若丸も特Aとなっています。
日本海側の庄内は雪若丸、最上ははえぬきというように、地区ごとに強い銘柄が分かれている点が山形県の特徴です。
同じ品種でも地区で差が出る
はえぬきは村山と最上の両方が評価対象ですが、令和7年産は村山がA、最上が特Aと分かれました。
品種名だけでなく地区まで見ると、狙った評価の米にたどり着けます。
全国の中での位置づけ
食味ランキングの結果は、全国と比べることで意味がはっきりします。
特Aの数で見る
山形県の特Aは5銘柄で、全国43銘柄のうち11.6%を占めます。
これは単独の都道府県としては全国最多で、2番目に多い道県が2銘柄ですから、その差は小さくありません。
3年連続で特Aを維持している銘柄
令和5年産から令和7年産まで3年続けて特Aを維持しているのは、全国で29銘柄です。
そのうち山形県からは3銘柄が入っており、村山のつや姫、置賜のつや姫、置賜の雪若丸が該当します。
単年ではなく複数年にわたって評価されているため、年によるばらつきの少ない産地といえます。
よくある質問
品種の数だけでなく、村山・置賜・庄内・最上といった地区単位で出品されていることが銘柄数の多さにつながっています。
どんぶりものやカレーのように味の濃い料理に合わせるなら、粒が崩れにくい雪若丸が扱いやすいでしょう。
スーパーや通販でも流通しており、価格が抑えられていることが多い品種です。
まとめ
山形県は令和7年産の食味ランキングで5銘柄が特Aとなり、全国最多でした。
つや姫、雪若丸、はえぬきという3品種が地区ごとに評価され、いずれも高い水準にあります。
つや姫と雪若丸はどちらも県が育成した品種ですから、山形県産という表示は品種選びの手がかりになります。
他県の状況は食味ランキングの都道府県別一覧、品種そのものの比較はお米の品種ランキングでご覧いただけます。